ダンボールは、形状によって様々なタイプがあります。
また、当社では以下のタイプ以外のダンボール箱のご注文にも対応しております。
最も一般的なタイプで、「みかん箱」や「引っ越し箱」とも呼ばれます。シンプルな設計なため低価格での製造が可能であり、また輸送、梱包など、どんな用途にも適しています。
折りたたまれた箱を広げるだけで組み上がるタイプです。組み立てを素早く行えるため、大量の箱を必要とする場面でよく用いられています。
本体とフタが分かれているタイプです。強度が高く、また美しく見えるという特徴があります。小さい箱やギフトケースなどのほか、大きいサイズは収納ケースなどとしても多く用いられています。
四方向から折り曲げて組み立てるタイプです。高さの低い商品や、書籍・衣服などの梱包に多く用いられています。
C式ダンボール箱と似ていますが、こちらは本体とフタが一体になったタイプです。密閉性が高く、また左右の折り返しがあるため強度が高いという特徴があります。
箱以外の用途にも利用できる、板状になったタイプです。看板やPOP、仕切りなどのほか、商品運搬時の補強材・緩衝材としても用いられています。
ダンボール箱の寸法には、「内寸法」「外寸法」 「外形寸法」の3つがあります。
幅mm(長い部分)×幅mm(短い部分)×高さmmで表します。
箱の内側の寸法です。
箱を組み立て、中身を入れて封をした状態の箱の外側の寸法です。ダンボールの厚みや膨らみによって、外寸よりも3~20mm大きくなります。
内寸にダンボールシートの厚みを加算したもので、製作時の寸法です。
段ボールは、波型の部分である「フルート」と、その片面または両面に貼られた紙である「ライナー」でできています。
このフルートとライナーの構造によって、ダンボールは大きく4つに分けられます。
また、フルートやライナーそれぞれにもいくつかの種類があり、当社はお客様の用途に合わせてそれらを組み合わせ、
最適なダンボールのご提案を行なっています。
ダンボールは、フルートとライナーの構造によって以下の4つに分けられます。
また、当社では以下のタイプ以外のダンボール箱のご注文にも対応しております。
ライナーをフルートの片面のみに貼り合わせたもの。
ライナーをフルートの両面に貼り合わせたもの。
両面段ボールの片側に、片面段ボールの段頂を貼り合わせたもの。~20mm大きくなります。
複両面段ボールの片側に、片面段ボールの段頂を貼り合わせたもの。~20mm大きくなります。
波型の部分であるフルートは、厚いほどダンボールの強度が高くなります。
フルートは、ダンボール30cmあたりの波型の数や厚さによっていくつかの種類に分けられます。
厚さ:約5mm
ライナーをフルートの片面のみに貼り合わせたもの。
厚さ:約3mm
段が低く、平面的な衝撃に強いのが特徴です。書籍や食品などの比較的軽いものの梱包や、瓶詰め商品などの内装箱によく用いられています。
厚さ:約8mm
AフルートとBフルートを貼り合わせたもので、強度が高いのが特徴です。主に海外への発送や重量物の運搬に用いられています。~20mm大きくなります。
ダンボールの外側を形成しているライナーには、「D4」「C5」「C6」「K5」「K6」「K7」と呼ばれる種類があります。
「D4」が最も強度が低く軽量で、「K7」が最も強度が高く重いライナーです。
再生紙を多く含み、安価で、内装箱に多く使われています。
強度が高く、幅広い場面で使用されています。
Kライナーの表面に耐水加工や撥水加工をしたもので、主に青果物(キャベツやレタスなどの野菜類)や果物の箱などに使用されています。
表面に漂白パルプを流したもの、撥水・耐水原紙、赤、白、黄色、木目調などの色ライナー、プレプリント原紙などがあります。贈答用や食品関係などで多く使用されています。